0702_弁護士による授業「心のコップにたまる嫌なことをどうやって少なくするか」

県内小中学校で、いじめ予防・いじめ対策のための授業を展開している埼玉弁護士会の弁護士さんに、「心のコップにたまる嫌なことをどうやって少なくするか」の授業をしていただきました。

 

4年生担当 弁護士Mさん  

 

5年生 弁護士Kさん

 

6年生 弁護士Bさん

3クラスとも、現実にあったこと(=いじめ)が、紹介され、児童にいじめかいじめではないかの問いかけがありました。児童は、客観的にみているので、いじめだと思うと答えていましたが、いじめている側に立つと、いじめとは思っていない。そこまでとは思わなかった。話としていました。弁護士さんからは、いじめには、4つの立場があり、いじめられた側・いじめた側・いじめに同調する人・同調しない人と区分けできます。(アニメキャラクターでイメージしやすく話をされていました。)4番目のいじめに同調しない人が、どのような行動をとるかでいじめ深刻さが変わる(コップにたまった水があふれるか、あふれないか。)というお話がありました。

☆法律の専門家の弁護士さんが、児童に話されたこと

①いじめを受けた側が、嫌な思いをしたら(心理的や肉体的苦痛を感じたら)、いじめとしてあつかわれる。

②人には、嫌な思いをすると心にたまっていく。(コップに水がたまるようにたまる)

③その水があふれると、学校に行けなくなる。命を終わりにしてしまうこともある。

④周りの人が、たまって水を少なくすることができる。(周りの人=シズカちゃん)

⑤シズカちゃんは、一人ではない。シズカちゃんを増やそう。

⑥困ったときは、電話相談もできる。子ども弁護士相談048-837-8668(火・木の15時から18

時)