1028_修学旅行2日目①
明け方に雨が降りましたが、夜明けとともに、徐々に雲がとれてきました。
ホテルからは、東海道本線や東海道新幹線が見えました。
2日目の朝を迎えました。熱海伊豆山の災害があった7月の豪雨の影響で、予定していたルートの通行止めが解除されていないこと、箱根関所の入場に人数制限があるとのことから、急きょ出発時間を早めなければならなくなりました。(これは、1日目に子ども達には伝えてありました。)
早まった出発時刻に間に合わせるために、この後、6年生は底力を発揮しました。
朝食前に、部屋の片づけ・荷物まとめを終えて・・・
優雅に、海を眺めています。「帰りたくないなぁ」と思っているのでしょうか・・。
さあ、朝食です。時刻は朝の6時45分。
鮭の塩焼きは、脂がのっていて大変おいしかったです。シラスも海のそばの宿ならではのおかずでした。
退館式を終えて、箱根に向けて出発だ。
ホテルの方からは、「素敵な旅・思い出を」と見送っていただきました。児童が、大変お世話になりました。ありがとうございました。
出発予定時刻より、5分早い7時35分には、バスに乗り込むことができました。忘れ物も無し、具合の悪い児童も無し、この日の朝の6年生の動きに、ガイドさんも「素晴らしい団結力・チームワーク」と驚いていました。野球で言うなら、逆転満塁ホームランです。あっぱれ、6年生!!
湯河原の街ともお別れです。昨日通った道を戻り、小田原を経由して40分ほどで、箱根につきました。(青矢印の下が小田原城)
シャッターチャンスを逃してしまいまして・・。富士山が隠れてしまいました。
箱根の関所にこの日1番に到着。
関所の貸切状態となりました。早起きは、三文の徳とはこのことですね。
係員さん曰く、この秋一番の雪をかぶった富士山だとのことです。
江戸時代と変わらない関所周辺の景色。空気も澄んでいて、嫌なことも吹きとぶぐらいの景色でした。
関所の資料館を見学した後、「箱根八里」の歌碑の前に行きました。写真では文字がはっきりしませんので、以下に歌詞を掲載します。6年生は、3学期に音楽の時間に学習します。ぜひ、歌えるようになってくださいね。
箱根八里
作曲 鳥居 忱(とりい まこと) 作詞 滝 廉太郎(たき れんたろう)
箱根の山は 天下の嶮(けん)
函谷關(かんこくかん)も ものならず
萬丈(ばんじょう)の山 千仞(せんじん)の谷
前に聳(そび)へ 後方(しりえ)に支ふ
雲は山を巡り 霧は谷を閉ざす
昼猶闇(ひるなほくら)き 杉の並木
羊腸の小徑は 苔滑らか
一夫關に當るや(あたるや) 萬夫も開くなし
天下に旅する 剛氣の武士(もののふ)
大刀(だいとう)腰に 足駄(あしだ)がけ
八里の岩根(いわね) 踏みならす
かくこそありしか 往時の武士
歌詞の意味や実際の歌は、以下のサイトをご覧ください。
http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/hakone_hachiri.htm
引用元:Webサイト『世界の民謡・童謡』