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「ことばのスイッチ ON」 ~子どもの語彙を豊かにするために~

 「おはようございます。」と子ども達と交わす挨拶は、やはり気持ちのよいものです。今朝、しばらくぶりに挨拶を交わし、私自身の気持ちの切り替えがやっとできたという思いがしました。
 2学期は、運動会を皮切りに、学校行事や体験的な活動が1学期より多く計画されています。目的をもって行事や活動に取り組むことで子ども達が大きく成長していきます。「くすっ子」一人一人が、実りある2学期となるよう職員一同頑張りますので、1学期に引き続き、保護者の皆様・地域の皆様の御理解と御支援をどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、皆様は「しぐれ」と聞いて、どんな言葉(「しぐれ」「〇〇しぐれ」「しぐれ○○」)が、思い浮かびますか。実は、7月の終業式で「しぐれ」の宿題を全校児童に出しましたので、私なりに調べてわかったことをお伝えします。
①「しぐれ(時雨)」
・晩秋から初冬にかけて、晴れたかと思うと曇り、曇ったかと思うと日差しが出るような時に降っては、すぐ止むような雨のこと。(引用HP:お天気.com) ・涙ぐむこと。涙。(引用HP:goo辞書)
②「せみしぐれ」
 ・せみが、一斉に鳴きたてる声を時雨の降る音に見立てて言い表したことば(引用HP:goo辞書)
③「かき氷のしぐれ」
 ・かき氷に赤や黄色のシロップをかけ、さらに練乳やミルクをかけたもの(引用HP:ひらけ大辞泉)
④「しぐれ煮」
 ・ハマグリやあさりなど貝のむき身に、しょうがを加えたつくだ煮(引用HP:語源由来辞典)
 

 どの「しぐれ」も、どういうものを指す言葉なのかは理解できましたが、①③④は、???が残りました。それは、どうしてそれを「しぐれ」というのか、ということです。紙面の都合上、この後私が知りえたことは省略させていただきますが、私も自ら宿題に取り組んでみたところ、調べることが面白くなり、しばし没頭することができました。この状態を「ことばのスイッチがONになる」というそうです。
 2学期は、子ども達一人一人が、自分の「ことばのスイッチ」をONにする取組にも力を入れたいと思っております。なお、「しぐれ」に次ぐ第2弾の言葉を募集しています。いつでも、校長にお声がけください。