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学習用タブレットで、電子図書を読む

 季節は間もなく、節分。学校の玄関先には、節分にちなんだものが掲示されています。2月4日は立春。こよみの上では、「春」となります。とはいえ、ここに来て、インフルエンザ・新型コロナ、そしてノロウイルスの感染症が増えてきております。学級閉鎖をする学校もまた出てきております。引き続き、石鹸での手洗いとうがいをこまめに行い、予防に努めたいと思います。

 さて、鴻巣市電子図書館を皆様はご存知ですか。利用には、鴻巣市立図書館の利用者カードが必要ですが、カードさえあれば電子図書館を利用するためのIDとパスワードをホームページ上で登録し、その後、すぐ閲覧が可能となります。このシステムを屈巣小学校でも利用できないかと考えましたが、市立図書館のカードを果たして全員が持っているだろうか。持っていない場合は、保護者の方に利用者カードを図書館に作りに行っていただかなければならない。でもそれは、大変、ご面倒をおかけすることになる。やはり、これは難しいかと思いながらも、市立図書館担当の市役所職員の方に相談してみました。そして、数か月が経ち、市内小中学校のモデル校として、屈巣小学校(1校のみ)に先行導入しますというお知らせが、先日届きました。

 現在は、まだ、利用開始前のシステム上の設定等をしている段階ですので、各教室やご家庭で学習用タブレットを用いて鴻巣市電子図書館の蔵書を読むができませんが、近々開始できるとのことです。その際は、改めてお知らせをいたしますが、閲覧可能となった際は、利用上の注意点や著作権について十分留意していただくことを保護者の皆様にもお願い申し上げます。(詳細は、閲覧方法等のお知らせの際にご確認ください。)

 今回のこのような動きは、以前この場で何回か話題にいたしました、本校児童の語彙(ごい)(言葉)を豊かにする取組の一つとなります。学校の図書室の蔵書数には限りがあり、新刊本の導入も予算の関係から毎年限られています。一方、本校児童の語彙(ごい)の量と質を向上させるためには、読書活動は欠かせないと考え、児童が、できるだけ、多くの本に気軽に触れること(読むこと)ができる環境を整えるために、電子図書館とタブレットを結び付けた次第です。

 新しい試みですので、利用上の課題も出てくることと思います。その際は、一つ一つ解決を図りながら、有効活用して参りたいと思います。本取組についてのご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。