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2024年10月の記事一覧

仲間と協力 笑顔と絆の運動会

 先週土曜日の本校の運動会では、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 今年は、9月当初からお彼岸までは、猛暑により練習を中止しなければならない日が続いたり、直前の週は、雨の心配があったりで、土曜日の開催が危ぶまれる状況でした。予定通りに進まない毎日ではありましたが、体育主任を中心に練習や諸準備をやり繰りして、運動会当日を迎えることができました。

 児童も、各々が頑張り、運動会テーマ「仲間と協力 笑顔と絆の運動会」にふさわしい内容にしてくれました。また、準備や片付けにお手伝いいただいた方々にも、感謝申し上げます。例年、皆様のご協力により運動会終了後の片付けをあっという間に終わらせていただいていることに、改めて御礼申し上げます。

 10月は、11月7日(木)の鴻巣市教育研究実践発表大会に向けて、国語科の学習に力を入れてまいります。当日、他校の先生方に授業を公開する学級のみならず、全校で「言葉を増やし、生活を広げる」ことに取り組んでまいりたいと思っております。昨年11月号の学校だよりの繰り返しになりますが、戦後の日本の国語教育を牽引した 大村はま 先生の言葉を原文のまま引用いたします。(大村はま記念国語教育の会HPより)

〇子どもが語彙(ごい)を増やすということは、結局生活を広げることです。

〇ただ、ことばづかいがじょうずだというようなことだけではなく、ことばにたいしては、常に敏感であり たいと思っています。そして、ことばの端々にこもってくるその人の気持ちを感じとるような敏感さと、そこにこめられている自分のことばの端々にいろんな気持ちをこめることをさせたいのです。

〇発表する人に対する温かい気持ちやそれをもり立ててあげる気持ちやその人が言い足りないでいるところを質問してあげる気持ちが大切です。発表する人がいっしょうけんめい発表したけれど、上がっていて大切なことを落としたり、時間が無くなって割愛(省略)したりしたときなどに、その内容をよく知っているお友だちが、じょうずに質問してあげるっていうようなことは、たいへん大切なことだと教えます。

 いずれも、昭和45年に語られた内容ですが、54年後の現在においても、色あせることなく、人として生きる上で大事にしたい感覚であることを教えてくれます。1か月後に迫った発表大会が楽しみです。