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R4_相州修学旅行(鎌倉・江の島・箱根・小田原の旅)

花丸 修学旅行ベストショット

バス今年も思い出深い修学旅行になりました

ベストショット第1位

江ノ島の海岸で、波と戯れる6年生たち

 

ベストショット第2位

カッパを着て、イルカショーを待ちわびる6年生 新江ノ島水族館にて

 

ベストショット第3位

江ノ電と6年生

 

ベストショット第4位

大仏様の弟子入り?

 

ベストショット第5位

新江ノ島水族館から見る相模湾と富士山

 

 

選外作品

第1日目【10月31日】

時刻は午前6時20分

この日を楽しみにしていた6年生が、学校に集まってきました。早朝にもかかわらず、予定時刻より早く集合しました。出発式を終えて、いよいよ修学旅行の始まり始まり!!

今年は、どんな旅になるのでしょうか。皆、わくわくしています。

いざ、鎌倉へ! GO!

 

圏央道を南下し、相州(神奈川県)に入りました。きれいな富士山に歓声があがりました。

 

国号134号線(湘南道路)を東に進み、鎌倉に向かいました。

途中、地層や鎌倉高校前駅とそのわきの踏切も車窓から見ました。

アニメ「スラムダンク」やドラマの舞台で名所となった、踏切の脇を通過。

鎌倉まで、もう少し。

鶴岡八幡宮の表参道(若宮大路)の鳥居が目の前に。もうすぐ八幡宮だ。

 

絶好の秋晴れの中での集合写真。空の青と建物の朱色、木々の緑や黄色が、最高に美しいです。

 

みんなで参拝。結構、急斜面でした。

この写真の中に、鳩が2羽います。どこにいるでしょうか。

正解は・・・。

 

八幡宮の「八」の字が、鳩を形どっています。なぜ、鳩なのでしょうね?

それは、鳩は、神様の遣いとされているとのこと。その鳩を用いたのでようね。

まっすぐ伸びる若宮大路。その先には、鎌倉の海が広がっています。(写真ではわかりにくいと思いますので、地図を参照してください。鎌倉の地図:Googlemap

この後、白旗神社やパワースポットと言われる「政子石」、君が代に歌われている「さざれ石」を知識豊富なガイドさんに案内していただきました。

白旗神社

 

さざれ石

 

政子石

参拝客も少なく、ゆったり境内をめぐりました。次は、高徳院(鎌倉の大仏)です。

 

鎌倉の大仏様は、当初(鎌倉時代)は、建物(大仏殿)の中にあったとのことです。

しかし、1495年の地震で大仏殿が倒壊した後は、ずっと雨ざらしで今日に至っています。

私たちの顔と7つの違いがあると教わりました。覚えていますか。

大仏様ようの「わらじ」です。もし、大仏様が、歩いたならば鎌倉から東京までを1時間で歩けるそうです。

 

そろそろ、お腹が空いてきましたね。お昼ご飯が食べたいなぁ。

 

お昼ごはんをいただきます。

お腹もいっぱいになった後は、江ノ電に乗るために、長谷駅まで10分ほど歩きました。

切符を取り忘れないでね。

改札を通り、線路の上を渡って反対側のホームへ行きます。

両方から電車がきました。ちょっと興奮気味の子ども達。

ゆっくり走る江ノ電の車窓を楽しみました。

 

江ノ島が見えてきました。

路面電車のように、道路の真ん中を走る区間(腰越駅~江ノ島駅)もありました。

 

無事、全員江ノ島駅で下車しました。

お地蔵さんのように、毛糸の衣装を身に着けた鳥が、6年生を歓迎していました。

ここから、新江ノ島水族館に向かいます。(徒歩10分)

 

通称「江ノ水」に、着きました。相模湾と富士山の景色は、The shyounan です。

富士山の左手の山が箱根の山です。今夜の宿泊場所です。

この写真を撮影した、右下の方に目をやると・・・・カッパをまとった小学生が・・

屈巣小恒例のイルカショーしぶき浴びの準備です。

実は、水族館到着直後のイルカショーのために、特等席には座れないかなと思いましたが、水かぶり席のため、敬遠されていました。その結果、水族館用にカッパを用意していた6年生は、あこがれの??、オレンジシートに座ることができました。

今年もイルカくんたちは、元気にジャンプを見せてくれました。

このシルエットが、誰なのか分かったら、校長室までおいでください。

時刻は、15時。水族館の見学とお土産購入を終えて、通常ならバスに乗り箱根の宿に向かうところですが・・・

屈巣小恒例の「湘南の海で青春だぁ」の時間となりました。

集合写真を撮影した後・・・

海とは反対の方に駆け出して、裸足になる児童が大勢。

そして、待ってましたとばかりに、海に向かいました。

 

海の水を素足に感じる・・・波に追いかけながら、地球と月の引力を知る(波が起きる理由は、他にもありますが・・)バスの運転手さんやガイドさんの寛大な計らいにより、とても貴重な体験をすることができました。今年も本当にありがとうございました。

まだまだ、遊んでいたいところですが、箱根の宿に向かいましょう。

 

エネルギーを200%使った6年生は、バスにゆられて気持ちよく寝てしましました。気づくと箱根・芦ノ湖に来ていました。夕闇迫る中、美しい富士山のシルエットが、6年生を待っていました。

時刻は、16時30分すぎ。日没間近に宿泊先の旅館に到着し、入館式をしました。(露出を調整しているので、明るく映っています。)

実際は、こんな感じです。

入室後は、部屋でくつろぎ、温泉の時間を待ちました。

 

温泉の後は、お待ちかねの夕食タイム

 

時刻は、20時すぎ。

ここで、屈巣小恒例 大広間でのクラスレクタイムピース

カードゲーム・オセロ・ジェンガをして、楽しく遊びました。

2日間で、一番の思い出になったのでは、ないでしょうか・・。

 

こうして、修学旅行1日目が終わりました。

旅館の外は、冷たい風が吹き、だいぶ冷えていました。でも、6年生の心の中は、とても暖かいほんわかした空気でいっぱいだったと思います。1日で200%以上のエネルギーを使い、クラスの仲間と楽しくすごした後は、大変静かな館内となりました。

 

  

鎌倉や箱根のことをもっと知りたい場合は、以下URLをクリックしてみてください。 

鎌倉市観光協会HP

https://www.trip-kamakura.com/index2.html

箱根町観光協会HP

https://www.hakone.or.jp/

 

 

喜ぶ・デレ 修学旅行2日目【11月1日】

時刻は朝、6時すぎ。2日目は、あいにくの曇天でした。風も冷たく昨日とは打って変わり冬の到来を感じました。修学旅行後半は、どんな展開になるのでしょうか・・。

起床後の部屋の片付けや荷物まとめをスムーズに行い、朝食をいただきました。皆、体調jもよく元気です。

紅葉を見ながらの朝食は、ご飯が進みました。

朝食後は、退館式。お世話になった旅館の方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

2日目のスタートは、芦ノ湖湖畔を歩いた後、旧東海道の杉並木を歩き、江戸時代の旅人の雰囲気を味わいます。

旅館のそばにある、箱根神社の大鳥居を通り、芦ノ湖湖畔を進むと・・・

富士山が見えました。右手は、湖上にある箱根神社の鳥居(ライトアップされていました)

曇天の景色も、おつな感じです。

そして、旧東海道へ・・・。

歩くこと20分弱。箱根関所の手前の公園に到着しました。

そこに、箱根八里の碑がありました。

ガイドさんが、箱根八里の歌の意味を解説してくださいました。

箱根八里 

作曲 鳥居 忱(とりい まこと) 作詞 滝 廉太郎(たき れんたろう)

箱根の山は 天下の嶮(けん)

函谷關(かんこくかん)も ものならず

萬丈(ばんじょう)の山 千仞(せんじん)の谷

前に聳(そび)へ 後方(しりえ)に支ふ

雲は山を巡り 霧は谷を閉ざす

昼猶闇(ひるなほくら)き 杉の並木

羊腸の小徑は 苔滑らか

一夫關に當るや(あたるや) 萬夫も開くなし

天下に旅する 剛氣の武士(もののふ)

大刀(だいとう)腰に 足駄(あしだ)がけ

八里の岩根(いわね) 踏みならす

かくこそありしか 往時の武士

 

歌詞の意味や実際の歌は、以下のサイトをご覧ください。

https://www.worldfolksong.com/songbook/japan/hakone_hachiri.htm

引用元:Webサイト『世界の民謡・童謡』

 

そして、箱根の関所に入ろうとすると・・・

門番に呼び止められてしまい・・・・?。

あわや・・のところをかいくぐりました。(ちなみに、関所破りにはなりませんでした。)

関所の役割とここを通る旅人のことを理解することができました。

次は、芦ノ湖の遊覧船が6年生を待っています。

 

船長帽をかぶせていただきました。ピース

昨年度のような快晴ではありませんでしたが、貸切状態の遊覧船を十分楽しませていただきました。

水陸両用バスも運行していました。

旅も終盤となりました。最後の目的地、小田原に向かいます。

 小田原は、戦国時代の終わりに最後まで、天下統一を目指していた豊臣秀吉に抵抗したまちです。

その中心が、北条五代を領主とする小田原城でした。その難攻不落のお城の様子を知ることができました。

北条家の家臣になった児童もいました。

天守にあがってみると、小田原のまちは、南の相模湾(海)東と北と西は、山地に囲まれていることがわかります。特に西側=信長・秀吉・家康が拠点としていた三河・尾張・大阪側には、険しい箱根の山があることに気づきます。鎌倉のまちも、同じような地形のところに開かれています。

相州(神奈川県)は、武州(埼玉県)とはかなり違う土地であることを6年生は、見て、歩いて、感じたことと思います。

小田原のことを詳しく知りたい方は、以下のURLへ

小田原市HP https://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/

ちなみに、後ろの建物は、小田原市立三の丸小学校です。お城にデザインを合わせています。

 

時刻は、14時。なおごり惜しいですが、帰路に向かうバスに乗車です。

帰りも、すいすいバスは進み、16時過ぎに学校に到着しました。

たくさんのお土産とお土産話をもって、6年生は帰宅しました。

編集後記

 昨年、2年ぶりの林間学校に赤帽子のみなさんと出かけました。あれから1年3か月。あっという間に月日が流れ、卒業まで5か月となりました。2日間の6年生の様子をみていて、昨年の林間学校で学んだんこと(身に着けたこと)が、生かされていると感じる場面が多々ありました。宿泊体験の意義を改めて感じました。

 小学校最後の〇〇が、また一つ終わりました。クラスの友達と話したり、遊んだりしたことは、最高の思い出になったことと思います。「同じ釜のめしを食べた仲」という言葉があります。家庭を離れ、クラスの仲間と寝食を共にした体験は、その後の人間関係を良好にしてくれるものと思います。卒業をした後も、「同じ釜のめしを食べた仲」として、豊かな人生を過ごしてほしいと願ってます。

 それと、もう一つ。修学旅行から帰った日の翌日に配付した学校だより「修学旅行の恩送り」を今一度、読んでいただければと思います。コロナ禍での修学旅行とはいえ、実に多くの方々のおかげで今年も修学旅行が実施できました。6年生のために力を尽くしてくださった方々の恩を今度は別の人へ送る「恩送り」をする番に6年生はあると思います。修学旅行の2日間のことを決して当たり前の2日間と思わず、その形は、一人一人違っていてよいので、恩送りの実践を6年生にお願いします。

 今年の修学旅行を支えてくださった方々、保護者の皆様に感謝申し上げ、編集後記といたします。

 閲覧いただき、誠にありがとうございました。

 令和4年11月6日